幸町地域活動協議会

地域活動協議会は、地域住民が中心になり、幸町連合振興町会や幸町地区社会福祉協議会など様々な団体が協力してつくる協議会です。幸町地活協の活動に関する情報をお知らせします。

地域交通安全活動推進委員研修会

7月8日は「地域交通安全活動推進委員研修会」が阿倍野区民センターで行われました。
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会場は交通安全指導員の皆さんたちで満席でした。

大阪の交通事故は昨年よりも若干減っているもののまだまだ高い発生件数にあります。
今日の研修のポイントは次の通りです。簡単にまとめてみましたので、ご一読下さい。

①重大事故発生の主な場所・時間は、「 夜間」「幹線道路」「交差点」この3つがキーワードです。
外出するとき、車を運転するとき、自転車に乗るときは上記のキーワードを意識して、それらに該当する場合は十分に注意して下さい。

特に、今年は「交差点」における事故を減らせることに重点が置かれます。そこで交差点での事故を減らすための次の標語の紹介がありました。

「交差点、目と目を見合わせて事故防止!」

目と目を会わせてとは、アイコンタクトのことで、例えば、こちらが歩行者として道路の横断歩道を渡る場合に道路を走る車の運転手の目とが会うことをいいます。それによりお互いに相手側の存在を意識して、それが事故の回避につながります。

また、大阪の自転車運転者のマナーの悪さ、遵法精神の欠如(これは筆者の表現)の事例として、自転車の安全指導をしたところ、全国の検挙数の3分の1が大阪で発生していること、また信号無視では2分の1が大阪で発生していると紹介がありました。大阪人として、恥ずかしいことです。私たちは信号を守りましょう。

②夏休みに向かい子どもたちへ交通事故防止の指導を強化する。

子どもの行動特性として、近くに親や大人がいると頼りきる傾向姓があること、また危険な目にあうと信頼している人や子どもが安全な場所と思う方向に向かって、とっさに逃げるといった傾向がある。
交通事故を避ける緊急の場合に、とっさに子どもに対しての『危ない!』との声かけはNGワードである。そうではなく『ストップ』、『止まれ』とジェスチャーを交え声をかけるべきである。
と言うのは、『危ない!』との親や大人の声を聞くと子どもはとっさに、その声の方に向かって前後左右を見ることなく、ただひたすら脇目もふらず走り出す。その行動が重大事故につながるとのことでした。(もっとも、止まったままでは危険な場合はその限りではないと思います。)

③飲酒運転が増えている。酷い話ですが交通指導推進委員が飲酒運転をしている事例もあったとのこと。飲酒運転は一切やらないこと、そしてさせないことを徹底されました。

☆子どもたちは大人の姿を見ています☆

自転車で道路を渡る時に、平気で信号無視をする大人、特に若い男女青年の多いこと。悲しいですね。子どもはそれを見て育ちます。
幸町ではそのような人がいないように、互いに信号を守ることに留意し合いたいものです。

以上